ふたば便り8月号「夏と気血」

  • 2020.08.01 Saturday
  • 13:51
 
長〜い梅雨もようやく明け、本格的な夏がやってきます!
7月がそれほど暑くなかったので、急な気温の上昇に体が順応してくれるのか…と少し心配です。

 東洋医学では気候の変化を、風・寒・暑・湿・燥・火の6つにわけ、これらを「六気(りっき)」といいます。
梅雨の時期は「湿」でしたが、これからは[熱]と[湿]両方の性質をもつ「暑」の季節になります。
じめじめ&むしむしと、日本の夏は本当に過酷ですよね…。
六気は万物を育むはたらきがあり、基本的には人体には無害です。
ところが、体が疲れていたり免疫力が低下していると、暑は「暑邪(しょじゃ)」へと変化して、私たちの体の中に侵入してきます。
さらに、高温多湿の環境では、「暑邪」は湿が変化した「湿邪(しつじゃ)」をつれて体内に侵入し一緒に悪さをするという厄介ものです。
症状は、大量の汗・めまい・倦怠感・下肢の重だるさ・胸のつかえ・食欲不振・下痢・尿の色が濃くなるなどがみられます。いわゆる「夏バテ」の症状です。

夏バテや熱中症などは同じ環境にいても、起こりやすい人・起こらない人がいます。
それは体内の「気血」の状態が大きく関係しています。
「気」は生命活動の源で、「血」は体の栄養分を運ぶはたらきがあります。
どちらも食べものから補充することができますが、不摂生などで胃腸の機能が低下している方は気血を十分に作ることができません
暑い夏は冷たいものの摂りすぎで胃腸が弱り、大量の汗で気が失われますます気血が不足してしまいます。
気血の不足は上記の夏バテの症状だけではなく、精神状態にも影響します。不眠や心神不安などがその症状でみられます。

気血を補う食材を摂るまえに、まずは胃腸を整えることが大切です。
胃腸が弱っていると食べものをきちんと消化し、必要な栄養を体内に巡らせることができません。
まずは食べ過ぎ・冷たい物の摂りすぎを見直すことから始めてみて下さい。
「胃腸の調子が悪いです…」という方は、鍼灸治療で胃腸を整えていきますので一言お伝え下さいね。

胃腸が回復したら、気血を補う食材を毎日の食事に取り入れてみて下さい。
鶏肉・豚肉・うなぎ・山芋・にんじんなどがおすすめです♪
夏の食養生を詳しく知りたいという方は、別紙「からだが元気になる食材(夏編)」に詳しく書かせていただいていますので、受付までお申し出下さいね。
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