しもやけ。(鍼灸治療で完治させる。)

  • 2017.02.13 Monday
  • 20:08

 寒気が警戒された週末でしたが、現在は穏やかな日曜日になっています。

昨日は、愛犬を散歩する際に今年初めて手がかじかみました。今年一番に近い寒さだと実感いたしました。

手や足が冷たくなると皆様も経験のある、「しもやけ」が出来ることが有ります。

今回は、「しもやけ」を東洋医学的知見から優しく治療法を説明させて頂きます。

 

「しもやけ」は寒冷刺激による皮膚の血行不良から起こる皮膚病の一つです。

手足や耳、鼻、頬っぺたなどに発症し、痒みや腫れが伴います。血管は寒くなると収縮し、寒さから回復する時は動脈が先に拡張し、静脈は動脈に対して遅れて拡張します。そのために太くなった動脈から細い静脈へ向かう血流が一時的に停滞しやすくなり、「しもやけ」の症状が発生します。

東洋医学では、停滞した血液を「瘀血」(おけつ)と呼び、様々な病気の原因となるので日常診療では常に意識して患者様のお身体に於ける「瘀血」の改善治療を対応させて頂いております。今回のテーマで有る「しもやけ」は代表的な「瘀血」の症状です。

腕の脈の反応では、ギスギスした脈で竹をナイフで削るような特殊な脈が見られることが有ります。また、舌の反応では全体的にどす暗く、紫色の舌が見受けられます。舌の裏は二本の太い紫色の血管が目立ちます。下腹部にはお臍より下の部分の両側に小指程度の筋が現れます。抑えると嫌な痛みが現れます。身体には、至る所に毛細血管が浮かび上がってきます。血流の悪さが原因です。

西洋医学的には、血液の循環を良くするビタミン剤が処方されます。また、漢方薬では「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)が一般的に処方されると思います。しかし、残念ながら即効性には欠けます。予防・治療するにはかなり以前から服用することが鉄則です。

鍼灸治療では、普通に鍼やお灸をすることで「瘀血」を散らすことは可能ですが、完治させるには「瘀血」部分に「刺絡」が一番効果が有ります。優しく痛くない特殊な鍼でたまった血を取り去ります。ほとんどの場合、一回5分程度で治療は終わります。そして、完治します。症状がひどい場合は、複数回行うことも有りますが珍しいケースです。

まだまだ、寒さが続きます。「しもやけ」でお悩みな方は是非、ご相談ください。

お子様にも、痛くないので安心して治療を受けて頂けます。

 

今年の冬は、なかなか手ごわいです。寒さ対策を十分にお願い致します。どうか、ご自愛下さいませ。

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