同窓会 「たには会」。

  • 2013.10.30 Wednesday
  • 15:39

 台風一過、最近は晴天が続く京都市ですが、朝夕が随分寒さを感じるようになってきました。
紅葉はまだまだこれからですが、既に多くの観光客が来られているようです。

私は、今から約25年前に京都府の奥にある明治国際医療大学(旧 明治鍼灸大学)を4期生として卒業しました。
母校には卒業生が運営する同窓会、「たには会」が有り、年に2〜3回程度研修会を行います。
近畿には京都・滋賀・奈良等の卒業生を統括した東近畿支部、大阪・兵庫県等を統括した西近畿支部があります。東近畿支部だけでも約700人の会員がいます。毎年卒業生が出る度に、会員は増えていきます。
私は、東近畿支部で副支部長兼学術担当をさせて頂いております。
先日、京都駅前のキャンパスプラザで東西近畿支部合同での総会、研修会を行いました。
今回のテーマは「こころ」です。治療家の「こころ」、患者様の「こころ」など色々な方向から「こころ」を検証しました。
講師は、短大2期卒業の先輩で大阪・長崎で大変ご活躍されているお二人の先生にお願い致しました。
一般には余り知られていないと思いますが、鍼灸治療や漢方薬治療には多くの流派が有ります。
先輩の先生も各流派に入られて、鍼灸治療といえども治療法には随分違いが有ります。
そのため、学会や研究会の場では各流派がお互いの治療法を攻撃し合うような場面が良く見られます。
単純に言うと、身体に鍼を20〜30本打つ流派に対して、1本しか打たない流派が存在するのです。両者極端ですが、どちらの治療も患者様の症状を改善させています。
当院は私の師匠が少数鍼派なので、後者の治療に近いです。
お二人の先生は、とても丁寧な講演で会場の皆さんを沸かせました。
お二人は同級生なので、勿論仲良しで治療法の攻撃は有り得ません。
講演を聴いて、鍼灸治療の素晴らしさ、勉強の大切さを再認識させられました。本当に有り難い時間でした。

 研修会終了後、懇親会を開きました。頭を使った後のビールは最高です。
先輩後輩と共に昔話や治療院運営の話や治療法や勉強の話等と大いに盛り上がりました。
年に数回しか無い研修会ですが、「同じ大学を卒業した。」ということだけで各流派の隔たりも無く、仲良く勉強が出来る「たには会」。本当に良い会だと改めて感じました。
次回は4月に開催します。今度はどんな企画にしようか、役員で検討する予定です。

最後に、北辰会の奥村裕一先生、経絡治療学会の高比良伸哉先生、貴重なお話本当に有り難うございました。そして当会の支部長熊野利明先生、感謝しております。今後もどうかよろしくお願い致します。

皆様、これから益々冷え込みます。どうかご自愛下さいませ。

 

コメント
谷口先生
こちらこそお世話になりありがとうございました。
たには会などの会務いつもご苦労様です。
今後ともよろしくお願いいたします。
  • 奥村裕一
  • 2013/10/31 4:43 PM
奥村裕一先生御侍史

先日は、本当に有り難うございました。
熊野先生達と共に、益々良い会にして参りたいと思います。
どうか今後もよろしくお願い致します。

谷口茂樹拝
  • 谷口茂樹
  • 2013/11/02 12:14 AM
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