ふたば便り12月号「窒息事故にご注意!」

  • 2019.12.02 Monday
  • 13:49
 
今年もあと1ヶ月となりました。忙しい12月です。十分な睡眠と温補で体調管理を心がけて下さいね。

【高齢者がお餅を喉に詰まらせて救急搬送】お正月になると必ず取りあげられるニュースです。
毎年のように繰り返し同じニュースを耳にしているので、お餅=窒息事故=高齢者というイメージがすっかりすり込まれてしまいましたが、食べものが喉に詰まる原因はお餅だけではなく、高齢者だけに起こることでもなく、誰にでも起こりうる本当に身近な危険な事故なのです。

 今から十数年前のことです。仕事帰りにコンビニに立ち寄り、ちょっとつまめる唐揚げを買って帰りました
自宅マンションのエレベーターが一階に来るのを待っている間、あまりにもお腹がすいていたので買ってきた唐揚げをパクッと口に入れた瞬間、エントランスに住人の方が入って来ました。
モグモグしているのも恥ずかしいと思い、口に入れたものをグッと飲み込みました。が…喉に引っかかってしまいました。
ちょうどエレベーターが一階に降りてきたのでそのまま乗り込み、何とか引っかかったものを出そうと咳払いをしますが、全く出てくる気配がありません。だんだん呼吸が苦しくなってきて、その場でしゃがみこんでしまいました。
乗り合わせた住人の方も心配そうに「大丈夫ですか…?」と声を掛けて下さいますが、喉に詰まっているので返事が出来ません。
「何か水分を…」と思い一緒に買った飲み物を一口飲みますが、やはり異物が邪魔をして吐き出してしまいました。
乗り合わせた方は何事かととても驚かれたと思いますが、説明も出来ないまま別の階で降りて行かれました。
その後何度か咳払いをして、ようやく喉に詰まっていたものを無事に取ることができました。

 本当に苦しくて恐い思いをしたので、それ以来食べる時はとても慎重になりました。
食べものを小さく切り、よく噛んで、そして硬いお肉など危険なものは買わないようになりました。
それから、ジャガイモなどほくほくしたものを食べる時は必ず水分と一緒に飲み込むようにしています。
「私は大丈夫」と思わずに、どうかしっかり噛んで、ゆっくり食べるように気をつけて下さいね!

因みに、谷口先生は牛丼が喉に詰まって窒息しそうになったそうです…。(最近の出来事です)


ふたば便り10月号「動物との暮らし」

  • 2019.11.01 Friday
  • 18:38
 
朝晩とずいぶん冷え込むようになり、そろそろ色づく紅葉が楽しみになりますね♪

突然ですが、皆様のご家庭には動物はいますか?

我が家には5歳になるセキセイインコが二羽います。
ヒナのころ我が家にやってきて元気にすくすくと育ってくれて、今では大切な家族です。
休日はインコちゃんたちとゆっくり過ごす事ができますが、平日は家を空けている時間が長いので見守りカメラを設置しています。
何かあってもすぐに駆けつけることが出来ないので余計に心配になるだけのような気もしますが…遊んだり、ごはんを食べたりお昼寝をしている様子が見られると少し安心です。

先日、出勤してからいつものように見守りカメラをチェックしてみました。
すると、いつもと少し違うような…。何か様子がおかしい…?
カメラをズームにして確認しようとしましたが、はっきり映りません。
どうしても気になり、ちょうど家にいた家族に「動画を撮って送って!」とお願いしました。
そして送られた映像を観ると「えぇ…絶対おかしい!」小刻みに震えて身体を膨らませているのです。
早く病院につれていかなければと思いましたが、この日は帰宅が夜になってしまいます。
しばらく様子をみようかなと考えましたが、とても具合が悪そうです。
早く何とかしなければ!と無理を承知で谷口先生にインコの体調が悪そうなことを伝えて、少しだけ仕事を抜けることは出来ないかと相談してみました。
その日はとても忙しい日だったのですが少し考えてから先生は「大丈夫です。行ってきて下さい」と了承して下さいました。

急いで帰宅してかかりつけの動物病院につれて行ったところ、お腹に卵が停滞しており危険な状態だったため、即入院になりました。
自力で卵を産めない場合は外から圧迫して卵を取り出すこと、卵が停滞した鳥は50%の確率で亡くなることがあると説明を受け、病院に預けて仕事に戻りました。
その日は不安な一日でしたが、無事に卵を取り出すことができ、翌夕方に退院することが出来ました。
現在は毎日元気に過ごしています❤

動物病院の先生は「仕事中にペットの病院に行かせてもらえるなんて、日本ではあまりない素晴らしい職場ですね」とおっしゃっていました。
今回、急変してからすぐに受診できたおかげて我が家のインコちゃんは助かりましたが、一日様子をみていたらどうなっていたのだろ…。仕事中にもかかわらず病院にいってもいいと言ってもらえる職場で本当に有難いと思いました。

イギリスやアメリカでは「ペット休暇」などを取り入れている会社が増えているそうです。
患者さまにも動物と暮らしている方が沢山おられますが、急な病気やケガをしても仕事があり週末まで病院に行けないというお話も聞いています。
日本でも「ペットのために休みます 」「ペットのために早退します」を受け入れてもらえる会社が増えるといいなぁ。今回のことがあり、心からそう願います。

ふたば便り10月号「秋の不調」

  • 2019.10.03 Thursday
  • 17:44
 
厳しい暑さもようやく落ち着き、秋の気配を感じるようになりました。秋は涼しくなり過ごしやすい気候ではありますが、さまざまな症状に悩まされる季節でもあります。

暦の上では、立秋(8月7日)から立冬(11月7日)までの3ヶ月間が秋になります。近年は10月くらいまで日中は気温が高く、秋を感じられる時期は短いように思います。
秋は東洋医学(五行学説)の五臓では「肺」の季節であり、五気では「燥」にあたります。
空気が乾燥する秋は咳・喘息などの肺の症状や、口、鼻、のど、皮膚、髪の乾燥や便秘などが多くなります。
また、長引く暑さの疲れから胃腸の機能が低下したり、「秋の夜長」と言われるようにだんだん日照時間が短くなり気温も下がり始めると気分が落ち込んだりする事もあります。

【秋の養生法】
〜畤価甬きをする 
△△泙螻萋暗にならずゆったりと過ごす 
0瀋欧鮴阿┐襦
づ度な運動や入浴で身体を温める 
ソの食材を取り入れる


春・夏は陽の気が強く、秋・冬はだんだんと陽の気が衰え、陰の気が強くなります。
大きくわけると陽は活動の気で、陰は休息の気です。人間も自然の一部なので、季節に逆らわずゆっくりと過ごす事が大切です。
また、早く寝る事で気を補うことができます。
早寝早起きの目安はニワトリの生活と言われていますが、ニワトリは日が暮れると休み、朝日が昇ると活動します。さすがに18時くらいから休める方は少ないと思いますが、出来るだけ早く休むように心がけて下さいね。
そして朝は5時〜7時くらいに人間の気が開き始めるので、このくらいの起床がちょうど良い時間です。
日中は気温が高い日もありますが身体は陰へ向かっていますので、身体を冷やす食材は控えるようにし、身体を温める生姜やねぎ、肺に潤いを与えてくれる山芋・蓮根・百合根などを上手に取り入れて下さいね。
秋が旬の栗は身体を温め血流を良くし、胃腸を整えてくれる食材なのでオススメです♪
ぶどうや梨も秋の食材で潤いを与えてくれる食材ですが、身体を冷やす作用もあるので食べ過ぎないように気をつけて下さいね。

自然の規則に従った生活を送る事はとても大切なことです。自然に反した生活は今の不調だけではなく、冬の不調へとつながります。
自然に従った養生法を是非意識して下さいね!

ふたば便り9月号「言葉の効果」

  • 2019.09.02 Monday
  • 13:43
 
まだまだ残暑が厳しい毎日ですが、朝晩の心地良い風が暑さを乗り越えたご褒美のように感じます。
涼しくて過ごしやすい気候が嬉しいです♪

先日、突然腰を痛めて患者さまが来院されました。
治療後に「だいぶ楽になったから少し様子をみます。でも、2日後にまた痛める気がするわぁ…」と帰っていかれました。それからぴったり2日後にお電話があり「また痛めました…」と。
言った通りになった事を後悔され、もう二度とこういう言葉は言いませんとおっしゃっていました。

辛い症状があるとき、私たちはつい「痛い」「しんどい」とネガティブな言葉を発してしまいます。
臨床をしていると、治りやすい人治りにくい人というのがわかるようになってきます。原因はいくつかありますが、一つはその方の言葉です。

フランスのエミール・クーエという人物が自己暗示法による精神療法で多くの患者さまを救ってきました。
これは「クーエ療法」と呼ばれるもので、その方法は「私は 毎日 あらゆる面で ますますよくなっている」朝起きたとき・夜寝る前に20回ずつ言葉にします。
否定的な言葉を口にしないことで心身を健やかにしていく療法です。
精神疾患、悪性腫瘍などその効果は沢山報告されています。

治りにくい人というのは、否定的な言葉が口癖になっています。
「眠りたいのに眠れない」
「外出したいけどしんどい」
「痛くてなにもできない」
「私だけいつも辛い」
「治らない」

このような言葉をいつも発していると、悪い方に自己暗示をかけてしまい、言った通りになってしまいます。
発する言葉が変われば、自分自身を癒すことができます。
「〜したい」ではなく「〜です・〜である」と言いきるのが大切です。
「眠りたい」→「眠っている」
「外出したい」→「外出している」
「治りたい」→「治っている」

と既にできているという言葉に変えて自分に言い聞かせると、心身はそのように動き出します。

私も少し前からクーエ療法を実践しています。「私は 毎日 あらゆる面で ますますよくなっています。ありがとうございます」と感謝の言葉を付け加えると更に効果が増大します。(予祝の法則/ひすいこたろう)
まだまだ効果はわかりませんが、ネガティブな言葉が出そうになったとき「あ!違う!」と言葉を飲みこんで「しんどくないよ」と切り替えるくせはついてきました。

皆様も、クーエ療法を一緒に始めてみませんか?

ふたば便り8月号「梅ぼしの実力」

  • 2019.08.01 Thursday
  • 17:23
 
7月は涼しい日が続き夏の暑さを忘れていましたが、梅雨が明けると突然真夏の気温になりました!

先日、当院のご近所にある自然食のお店「ポケットくらぶ」さんでオススメの梅ぼしを教えて頂き早速買ってみたところ、柔らかく塩分のしっかりきいた昔ながらの梅はとっても美味しかったです。この美味しい梅ぼしにはまってしまい、この夏は熱中症対策も兼ねて毎日欠かさず食べています♪
おにぎりやお茶漬けなど、日本人の食卓にはかかせない梅ぼしですが、疲労回復・食欲増進・肝機能を強化する・殺菌作用・食中毒予防などに効果があるといわれています。

2000年以上前の中国最古の薬物書【神農本草経】には梅の実を燻製にした「烏梅(うばい)」という漢方の効能について「肺の組織を引き締め、腸の働きを活発にし、胃を元気づけ、身体の中の虫を殺す」と書かれているそうです。(船井幸雄.com参照)
この烏梅は約1500年前、奈良時代の日本にも伝えられ、その効能は「インフルエンザを含む悪性流行疫病を治し咳・熱を止める」と言われていました。

医学書に梅が登場したのは平安時代です。日本最古の医学書【医心方】には「味は酸、平、無毒。気を下し、熱と煩もんを除き、心臓を鎮め、四肢身体の痛みや手足の麻痺なども治し、皮膚の荒れ、萎縮を治すのに用いられる。青黒い痣や悪質の病を除き、下痢を止め、口の渇きを止める」と記されています。

戦国時代には梅ぼし+玄米+氷砂糖を練り合わせた梅干丸という薬が活躍し、食あたりや水あたり予防や喉の渇きを潤すのに役立ちました。

江戸時代になると、ようやく庶民の食卓に登場するようになります。そしてこの頃、諸外国からの来訪者が増えたことで全国にコレラが大流行しました。このときに強い殺菌力がある梅ぼしと梅酢が大活躍し、コレラから多くの人を救うことができました。

近年の日本では梅ぼしはあまり食卓に上がらなくなっているそうですが、長い歴史の中で培われた経験がつまったとても優れた食材なので、食べないのはもったいないように思います。
ポケットくらぶさんの美味しい梅ぼしに出会い、我が家では梅ぼしを使ったレシピが増えましたよ♪

ふたば便り7月号「うなぎの効果」

  • 2019.07.01 Monday
  • 13:37
 
今年は遅い梅雨入りでしたが、梅雨明けは例年通りになるのでしょうか?そろそろ本格的な夏がやってきますね!

 立春・立夏・立秋・立冬の前18日間を「土用」といいますが、暦の上では8月7日の立秋から秋が始まり、今年は7月27日が立秋前の土用にあたります。
この時期は胃腸が弱りやすくなるため、胃腸の機能を補ってくれる食材がおすすめです。(別紙「夏の食養生」に詳しく書いています。ご希望の方は受付までお申し付け下さい)

「土用はうなぎ」のイメージがすっかり定着し、今ではコンビニエンスストアでも予約販売が行われていますね。
今のように土用にうなぎを食べる習慣が一般化したきっかけは幕末の万能学者として有名な平賀源内が、夏場にうなぎが売れないので何とかしたいと近所のうなぎ屋に相談され、「本日、土用丑の日」と書いた張り紙を張り出したところ、大繁盛したことがきっかけだと言われています。

薬膳でのうなぎの効能
◎胃腸・肺の機能を高めて気血や精力を補う ◎血流を良くし、瘀血の改善する ◎筋や骨を強化するなど
夏の疲れで胃腸の調子を崩される前の予防や、連日の暑さで沢山汗をかいて消耗した“気”を補うなど、夏に適したとても優れた食材なのです。
近年はうなぎの値段が高騰して気軽に食べられる食材ではありませんが、今年は少し奮発してみようかな…。
うなぎは滋養強壮効果のある食材ではありますが、油が多いので胃腸の調子が悪い時には逆効果になってしまいますのでお気をつけ下さいね!

最近、下鴨中通りの北大路下がったところで月1回うなぎ屋さんが出没されるそうです。
路上でバーベキューをするように炭火でうなぎを焼かれていて、買われた方曰く「今まで食べた中で一番美味しいうなぎ」だということです。
お店の名前もなく、いつ営業されるかも未定の謎のうなぎ屋さん。ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非是非教えて下さい!!

ふたば便り6月号「入浴で熱中症・夏バテ予防」

  • 2019.06.01 Saturday
  • 09:00
 
近年は季節の変わり目の温度差が激しく、5月では異例の猛暑日となりました。
本来なら少しずつ温度が変化していき、私たちの身体もそれに順応しながら新しい季節の準備をしていきます。
これを「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいますが、先月のような極端な気温変化では夏の身体の準備が出来ていないため、うまく発汗できず体温調節が出来なくなると熱中症を引き起こしやすくなります。

今から出来る熱中症対策の一つは入浴です♪
体温調節をするためには、正しい発汗で体内にこもった熱を発散してあげることです。

普段から汗をかく機会が少ない、気温が上がるとすぐにエアコンを点ける、夏はシャワーですませるという方は熱中症を起こしやすい身体になっているかもしれませんよ。
本格的な暑さが来る前に暑熱順化の身体をつくって、熱中症対策を行いましょう!

【熱中症対策の入浴】
5月〜6月頃から、しっかりと発汗する入浴を習慣にしていきます。
お湯の温度は38〜40℃くらいにして、10〜20分程度の入浴でじんわり汗が出てきます。
普段汗をかかない方はこれくらい浸かってもあまり発汗しないと思いますが、毎日続けていく事で徐々に汗が出るようになってきます。まずは二週間を目安に続けてみて下さいね!

この入浴法でおすすめなのは高濃度炭酸入浴剤です!
これをお風呂に入れると重炭酸イオンと炭酸ガスが発生し、低い温度でも身体がしっかり温まります。炭酸入浴剤の種類は沢山ありますが、高濃度で無色無臭そして保湿効果が高い「潤炭酸SPA」がおすすめです。私たちも長年使っていて、その良さを実感しています。
当院でもご購入頂けますのでご希望の方はお申し付け下さい。(10個入・¥1,500)

入浴前・入浴後にはしっかり水分補給をして下さいね。汗をかいた後は、少し塩を入れた水や経口補水液などナトリウムを摂取するとより水分が吸収されやすくなります。

このような入浴法を続けると、〃賣がよくなる 汗をかきやすくなるので体内に熱がこもりにくくなる 4世杷喀个気譴覬分量が少なくなる た緤補給で体液量が回復しやすくなる 
というように熱中症をおこしにくい身体になっていきます。

入浴の他にも、小汗をかく程度の軽い運動も効果的です。
猛暑がくる前に今の時期からしっかりとした対策を心がけて下さいね!
(花王ヘルスケアナビ参照)

ふたば便り5月号「柔軟剤と香害」

  • 2019.05.01 Wednesday
  • 09:00
 治療院では「しゃぼん玉石鹸」と「洗濯マグちゃん」を使っています♪
因みに、自宅の洗濯も同じものを使用しています。(https://www.shabon.com/)

気温の変化が激しいこの季節。早寝早起きを心がけ、自律神経バランスが乱れないようにご用心下さいね!

我が家にはセキセイインコが二羽います。先日少し体調が良くないようにみえて、診察をしてもらったところ血液検査の肝臓の数値が高くなっていました。幸い初期の症状だったので肝臓を保護する軽い薬をもらってしばらく様子をみることになりました。

そんな時、ある方のインコちゃんが突然危篤状態になったという話を聞きました。数日間集中治療室に入りましたが、残念ながら回復することはありませんでした…。小さいインコちゃんの突然死の原因は、部屋干しの洗濯物でした。柔軟剤の“香り”が原因だったそうです。

柔軟剤は洗濯物をふんわり柔らかくするために使われてきましたが、10年程前に海外メーカーの柔軟剤が販売されるようになり、この頃から柔軟剤の「香りブーム」が始まりました。
香りが強い柔軟剤を使うと衣類にしっかり残り、一日中良い香りが続きます。
日本のメーカーからも次々と芳香柔軟剤が発売されるようになり大人気となりました。
香りの種類も沢山あるので、好きな方は色んな香りを試してみたくなるようです。

でも、この香りの正体は化学物質です。4000を越える種類の揮発性合成物質から何種類かをブレンドして芳香柔軟剤を作っています。中には何十もの物質を合成しているものもあるそうです。
自然には存在しない合成された香料は「合成ムスク類」といわれます。これらの成分は分解しにくいため人体に蓄積されやすく、中にはDNAを傷つけ、発がん性が認められているものもあります。
すれ違うだけできつい香りがしたり誰もいないエレベーターの中に香りが充満していることもありますが、これが原因でめまいや吐き気・呼吸困難や喘息などの症状に悩まされている人が増加しているそうです。
これは「香害」といわれ、会社や学校など多くの人が長時間過ごす場では特に問題視されています。
香りブームに火をつけた海外では実は2010年頃から香害対策が行われており、例えば自治体や職場・病院・学校などで香料自粛が実施されたり、公共の場での香料を禁止する国もあります。

人体への影響も大きい化学物質は、当然動物たちにも様々な症状があらわれます。
小さな体の鳥は命を落とすこともあり、犬や猫は薬物代謝の能力が低いため、香りの化学物質はそのまま蓄積され肝臓に深刻な負担をかけます。
言葉で伝えられない動物たちは突然症状が出ることが多いそうです。肝不全を起こしたり、排泄が追いつかず腎不全になってしまうこともあるそうです。

私は洗剤など無添加と書かれたもの使っていましたが、成分表を見ると化学物質がしっかり使われていました…。
我が家のインコちゃんが切っ掛けでいろいろ学び、洗濯洗剤・シャンプー・ボディーソープ・食器洗剤をすべて化学物質不使用のものに変えました。

人間も動物にも危険で辛い症状が出ているのに、一日中残る強い香りは本当に必要なのでしょうか?
香りよりも安全を求める人が増えることで危険な芳香商品が少なくなり、そして日本でも香害対策が進むことを願います!


ふたば便り4月号「納豆のチカラ」

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 19:13
 
朝晩の冷え込みもだんだん緩み、ようやく過ごしやすい季節になりました♪

関西ではあまり好まれないと言われる納豆ですが、皆さんはよく食べられますか?
納豆の健康効果など、時々テレビで放送されていますが「嫌いだけど身体に良いから無理に食べている」というお話をよく聞きます。嫌いな方にとってはただ臭いだけの食べものだと思いますが…。
それを我慢してまで食べたい!と思うパワーと魅力が納豆にはあるようです。

特に注目されているのは1982年に医学博士・須見洋行先生が発見された酵素「ナットウキナーゼ」です。これは食品の中で唯一血栓を溶かす働きがあり、心筋梗塞や脳梗塞を予防する効果が高いといわれています。
納豆をよく食べる習慣がある人は、そうでない人に比べ脳梗塞や脳出血で亡くなる割合が3割も低くなるという研究結果も2017年に発表されています。
また、脳梗塞だけではなく循環器疾患全般のリスクも下がったそうです。(岐阜大学の研究より)

更に、納豆のガン予防効果も興味深く、最新の研究では「抗菌ペプチド」という物質がガン細胞の死滅に効果があることも秋田大学の研究でわかってきました。この物質は各種ガン細胞や肺炎レンサ球菌を殺傷させる強力な力があり、アメリカでは抗菌ペプチドを用いた皮膚ガンの治験も行われています。

アレルギー性鼻炎には1パック/日を4週間ほど摂取することで好酸球の数が抑えられ、症状の改善が期待されています。

他にも、抗菌作用でO-157などの感染症予防、「ポリアミン」による美肌・アンチエイジングなど多くの効果が報告されているため「奇跡の食品」といわれています。

多くの効能をもつ納豆ですが、東洋医学的には陰の性質を持ち身体を冷やす作用があります。身体が冷えている方やご高齢の方は、納豆にネギや生姜など温める作用のある食材を入れて食べることをおすすめします。
そして大切なことは、必ず国産大豆・遺伝子組み換えでない納豆を購入して下さいね!

ふたば便り3月号「春と疲労と鶏肉」

  • 2019.03.01 Friday
  • 09:09
 
日中は暖かな気候ですが、朝晩はまだまだ冷え込みますね。気温変化で体調を崩されないようご用心下さいね!

春は冬の間に溜まった毒素を排出し、植物が芽を出し成長するようにいきいきと活動的になる季節です。
臓腑では春は「肝」にあたり、判断力や計画性・精神活動を支配しています。
その働きは、血を造り、体中に気血を巡らせ、精神情緒の開放、物質の解毒を行います。

のびのびとした状態を好む肝はストレスに弱く、うまく働かなくなると、めまい・目の乾燥・いらいら・情緒不安定・抑うつ・不眠などの症状がおこります。

この季節の養生法は気血を補い、巡らせてあげることです。日常では少し早起きをして、軽く散歩をするなどゆったりと過ごして下さいね。

また、肝を養ってくれる食材としては鶏肉がおすすめです!
鶏肉は補中益気の働きがあり、それは胃腸の機能を整え気血を補うというものです。補中益気湯という漢方薬がありますが、夏バテや免疫力低下の時によく処方されます。
このような効能がある鶏肉を生姜やネギなどを入れたスープにすると、身体もぽかぽか温まり体中に気血を巡らせる効果がありますよ♪

東洋医学では遙か昔からこのように鶏肉の効能が知られていましたが、近年では鶏肉に含まれるある成分が疲労対策に効果的と科学的に立証されています。

その成分は「イミダゾールペプチド」といいます。優れた抗酸化作用があり、活性酸素による酸化ストレスから引き起こされる肉体疲労・精神疲労を軽くする効果があるそうです。また、自律神経を整える働きがあり睡眠の質も改善されるとのことです。
この成分はマグロなど回遊魚にも多く含まれていますが、一番多いのは鶏の胸肉です。
熱に強いイミダゾールペプチドは加熱調理をしても損なわれませんが、せっかくの成分を残らず摂取するためにスープやカレーなど汁も全て頂ける調理がおすすめです。
摂取量は100g/日くらいが目安です。一度で効果がでるものではないので、二週間ほど毎日取り続けると約70%の人が疲労感の軽減を実感したというデータもあります。

季節の変わり目による自律神経の乱れ、疲れが取れないなど気になる方は鶏の胸肉で春の養生を始めてみてはいかがでしょうか?
私も胸肉生活を試してみます♪

当院のお向かいにある「鳥京」さん。
美山から運ばれてくる鶏肉はとっても美味しいのです♪
素敵なご夫婦が笑顔で迎えて下さいますよ。

ふたば便り2月号「2019年の抱負」

  • 2019.02.02 Saturday
  • 13:33
 
当院では毎年一年の抱負をかかげ、目に入るように受付に展示しています。

今年の抱負は
【「いつの日も、食欲と笑いがありますように」〜食べられること・笑えること・ありふれた日常の中に感謝と幸福を見つけられるよう、心と身体のケアのお手伝いをさせて頂きます〜。】

この言葉はふと入った本屋さんで出会いました。モデルの亜希さんの著書※「亜希のことば 私を笑顔にしてくれるヒト・コト・モノ」の帯に書かれていた「晴れの日もそうでない日も、食欲と笑いがありますように」という言葉に強く惹かれ、思わず手に取りました。
私たちが提供したいと考える医療とリンクして、この素敵な言葉を今年の抱負にしたい!と思いました。

東洋医学では治療前に脈診をして身体の状態を診ていきます。
重篤な症状の方だと胃の状態を表す部分が力の無い弱い脈になっていることがあります。治療を行い胃の脈が元気になってくる方は回復されますが、どんなに治療を行っても胃の脈が弱々しいままの方は残念ながらお亡くなりになるということもあります。
食物を自分の口から食べ消化する力があるということは生命力そのものです。
また、免疫力を高める笑うことも治療の一つと考え、落語会を開催したり笑いのDVDを患者さまに観て頂いたりしてきました。

食欲と笑いは私たちの目指す医療の根底にありとても大切なことだと考えています。
元気な時は食べたり笑ったりすることは特別なことではなく日常生活の一部分ですが、痛みがあったり、不安や悩み事があるとそれが出来なくなることもあります。心や身体が不安定な時は、つい出来ないことばかり考えてしまいますが、当たり前のように日常を過ごせることに感謝したいと思います。

皆様の日常に食欲と笑いがありますよう、心と身体が健やかでありますよう、より良い医療を提供させて頂きます。

※引用:亜希のことば 私を笑顔にしてくれるヒト・コト・モノ/(著)亜希

ふたば便り11月号「肺と大腸と免疫力」

  • 2018.11.01 Thursday
  • 08:18
 
秋は過ごしやすい気候できれいな紅葉も観られ一年の中で大好きな季節です♪
楽しみが沢山ある季節ですが、この時期は便秘の方が多くなります。
ゝ╂瓩諒僂錣衞椶納律神経バランスが乱れている 
夏に冷たいものを摂りすぎて体内が冷えてしまい胃腸が弱っている 
秋になり美味しいものを食べ過ぎて腸内環境が乱れている 
た搬里涼罎乾燥している

このような原因で起こるのが秋の便秘の特徴です。

 東洋医学で秋は「肺」の季節になります。肺の機能の一つに「衛気(えき)」というものがあり、これはウイルスや細菌などの外邪が体内に侵入しないように守る働き「免疫力」です。しかし肺は乾燥にとても弱く乾燥すると機能が落ちてしまい、そうするとのどの痛みや風邪、アトピーや喘息の悪化などが出てきます。
免疫力は肺の働きですが、その表裏の関係にある「大腸」の働きが弱ると肺にも影響し免疫力も低下してしまいます。「腸内環境を整えて免疫力アップ」はこういう肺と大腸の表裏関係そのものです。
4000年以上前に腸と免疫の関係がわかっていた東洋医学のすごさを感じました。

 秋から冬にかけて体調を崩しやすくなる方は、乾燥対策と腸内環境を整えてあげることが大切です。
乾燥対策は水分補給ですが、ぬるま湯又は常温水をちびちび少しずつ摂取します。それと同時にお腹を温めて冷やさないように気をつけて下さいね。
そして腸内環境を整えるのにおすすめなのは、乳酸菌生成エキス(アルベックス)です。腸内環境を良くするために乳酸菌はとても大切ですが、乳酸菌そのものを摂取しても腸に届くものはわずかです。そして届いた菌が自分の腸内との相性が良くない事もあります。
でも、アルベックスは菌を直接摂取するのではなく乳酸菌の力で豆乳を発酵させそこで発生した有用成分を抽出したものです。一番の特徴は赤ちゃんのころから住んでいる自分だけの乳酸菌を守り、育てて増やしてくれるのです。
飲み始めて体の反応はそれぞれ違いますが、長年の便秘だったある方は最初真っ黒の便が出たそうです。何日かそれが続いたあときれいな色の便に変わり、そこからアレルギー症状が緩和されました。
アルベックスは液体なので、飲み物に入れて摂取しますが温かい飲み物にいれても成分はかわりません。
乾燥対策の水分にアルベックスを入れて摂取されると肺も大腸もいたわることができますよ。
便秘で悩んでいる、風邪予防、免疫力が低下しているなどでアルベックスを試してみられたい方はスタッフまでご相談下さいね!

ふたば便り10月号「頭鍼療法」

  • 2018.10.02 Tuesday
  • 14:05
 
暑かった夏もようやく終わり、過ごしやすい季節になりました。でも、そろそろ夏の疲れが出始めていませんか?

今年の夏は連日の猛暑が続き、涼しくなる日が本当に待ち遠しかったです。
ようやく過ごしやすくなった今の時期に特に多いのが胃腸の不調です。美味しいものが盛りだくさんの季節なのに、「食欲がありません」「胃が痛くて気持ち悪いです」と訴えられる方が多くなります。
身体に表れる症状はそれまでの過ごし方が反映されます。夏に冷たいものばかり飲食していたり、エアコンで身体を冷やし、暑いので入浴をせずシャワーで済ませていたり…。そのような生活が続くことで今の不調が作り出されます。
また、季節の変わり目は自律神経バランスが乱れやすくなります。涼しくなったのに眠りにくい、疲れがとれない、気持ちが落ち込む等の自律神経症状もよく見られるようになります。

当院では手足のツボや、背中やお腹などに優しい刺激の鍼をすることで、気持ちよくリラックスして頂き自律神経を整えていく治療を行いますが、合わせ頭鍼療法を受けて頂くとより緊張がほぐれます。
頭にも沢山のツボがありますが、左右の耳先を結ぶ線と正中線が交わるところにある「百会(ひゃくえ)」は気の調整を行ったり、気持ちを落ち着ける作用があり臨床でもよく使うツボです。
患者さまに「頭に鍼をしますね」とお伝えするとほとんどの方が驚かれますが、とても気持ちよくて、治療後は気分爽快でよく眠れるようになりますよ♪
京都発祥の頭ほぐし専門のお店がありますが、今では予約が全く取れない程の人気です。ほとんどの方が10分程で眠りにつかれるそうです。
当院では鍼を用いて、気持ち良くリラックスできる頭鍼を行っています。
鍼をするツボは「百会」やその前後左右にある「四神聡(ししんそう)」というツボを中心に症状や圧痛がある場所に刺鍼していきます。「眠れなくて困っている」「頭が凝っている」「疲れがとれない」「スッキリしない」「美容のためリフトアップしたい」「症状はないけど一度試してみたい」等ご興味のある方は治療費も通常と変わりませんので是非お気軽にご相談下さいね!

ふたば便り9月号「危険な自転車にご注意!」

  • 2018.09.03 Monday
  • 12:09
 
 長かった猛暑もようやく落ち着き、そろそろ秋の気配が感じられるようになりました。
涼しくなると自転車であちこち寄り道出来るのが嬉しいです私は出勤や買い物など、ほぼ毎日自転車に乗っています。ある日の出勤時、途中でコンビニに寄る用事があり治療院の近所のお店に入りました。用事を済ませ駐輪場から出ようとしたところ、突然左から猛スピードの自転車が突っ込んできました。一瞬の出来事で「あっ!」と思った時には自転車ごと歩道に倒れていました。半袖だったので肘や手首を擦りむき、膝など打撲もしましたが大きな怪我もなかったのでそのまま出勤することが出来ました。相手の方にも怪我がなく本当に不幸中の幸いです。

 今まで毎日のように自転車に乗っていましたが、まさか自分が事故に遭うとは思ってもいませんでした。
でも、そういえば何度かひやっとするようなことはありました…。自転車生活が日常の一部になっていたため、事故を想定することもなく緊張感もなくなっていたのは事実です。軽い怪我で済んだ今回の事故を切っ掛けに、自転車の乗り方やルールをもう一度見直していきたいです。
今では一時停止はもちろんのこと、十字路にさしかかる時は「自転車や歩行者来ていないかなぁ」ではなく「絶対に自転車がいる!」と想定しゆっくりと走るようにし、前を走っている自転車がいれば突然停止したり左折・右折するかもと考えて慎重に運転するようにしています。
車のように厳しく取り締まる事がないので、ルールを無視した運転をする人が多いと思いますが自転車は間違いなく車両です。間違った運転で大怪我をすることもありますし、相手を死亡させる事故になることもあります。自転車に乗るときは車両だという事を認識して、緊張感を忘れずに運転したいと思います。

 また、自転車保険の義務化が今年の4月からスタートしました。現在のところ罰則規定はありませんが、事故の加害者になった場合1億円近い賠償金を支払わないといけない事もあります。自転車に乗られる方は加入しているか、または加入している自動車保険に含まれているか確認してみて下さいね。

ふたば便り8月号「猛暑の熱中症対策」

  • 2018.08.01 Wednesday
  • 06:00
 
今年は例年にない異常な猛暑といわれています。まだまだ続く暑さ…。しっかりと対策して体調管理をしていきましょう!

7月中旬から40℃前後の猛烈な暑さが続いています。ニュースで今年の異常な暑さが毎日のように取りあげられていて聞いていると「例年通りの対策では危険なのでは!?」と思ってしまいますよね…。そのせいか薬局では経口補水液が売り切れ、塩分チャージタブレットも入荷のめどが立たないそうです。
異常な暑さですが、基本的には水分補給、胃腸に負担をかけない、しっかりと睡眠をとる事で対策ができます。

でも暑い中で作業をされる方は少し特別な対策が必要になります。体温を上回る気温の中で作業や運動をされる方は、発汗をしても深部体温が下がりにくいため熱中症の危険性が高くなります。この深部体温を効率よく下げてくれる「アイススラリー」が今年は活躍するかもしれません。
真夏に行われる東京オリンピックに向けて開発された冷却飲料「アイススラリー」は氷の粒と液体の両方が混在する氷飲料です。氷の粒は液体に変わるとき、体内の熱を沢山吸収します。そして液体は氷の粒が体の組織と接する面積を広げてくれるので、効率的に深部体温を下げる事ができるそうです。 また、炎天下での作業や運動をする前に摂取すると、体温の上昇を抑えられるため熱中症の予防にもなるとの事です。(時事ドットコムニュース参照)
当院の患者様にも建設業、農家、消防士など過酷な環境で働く方がおられます。そういった方々、そして大雨に見舞われた被災地での復興作業をされている方にも是非アイススラリーを取り入れて、少しでも負担なく作業をして頂きたいと思います。

当院でも熱中症予防や熱中症後の快復のための治療を行っています。さすがに重篤な熱中症で来院される方はいらっしゃいませんが、実はそういう状態での治療法もあります。体内の熱を発散させる治療を行いますが、普段はほとんど使うことのない鼻の下にある「人中(水溝)」というツボを使います。体内に熱がこもり外へ発散出来なくなった状態を「熱閉」といいます。このツボに鍼をすると塞がれていたところが開き熱を放散することができます。
また、体内の熱を取るための「刺絡療法」も効果的です。

8月、9月とまだまだ暑い日が続くとの予報です。引き続きしっかりと対策を心掛けて下さいね!

ふたば便り7月号「夏の入浴と睡眠」

  • 2018.07.03 Tuesday
  • 07:35
 
祇園祭りの山鉾巡行と共に京都の梅雨が明け、いよいよ本格的な猛暑&熱帯夜がやってきます…。

夜になっても気温が下がらす、なかなかぐっすり眠れない夏は疲労がたまりやすくなります。入浴は疲労回復には欠かせませんが、冬と同じような湯温(42度くらい)での入浴、暑いからとシャワーだけで済ませる方法ではますます不眠へとつながり、疲労はどんどん蓄積されていきます。
夏にグッスリ快眠するには、深部体温を下げること・副交感神経が優位になることが重要です。低めのお湯にゆっくり浸かると深部体温が上昇し副交感神経も優位になります。そうすると手足の血管が拡張され、入浴後には拡張された手足の血管から熱が逃げていくため、入浴前より深部体温が低くなります。この時に熱すぎるお湯だと交感神経が緊張し、寝付きにくくなります。シャワーだと深部体温が上がらないため、入浴後に深部体温が十分に下がらず入眠しにくくなります(SINGLE HACKより参照)。 でも入浴時間や温度はどれくらいが良いのでしょうか?

             *お風呂の温度・入浴時間*

【それほど暑くない日・エアコンがきいた部屋で過ごして体が冷えている
 38〜40℃のお湯に10分ほど浸かります。心臓からでた血液が体内を一周するのに1分ほどかかり、10分で約十周します。エアコンで冷えた手足も十分に温まりリラックスします。入浴後は深部体温が下がりゆっくり眠れます。

猛暑日や熱帯夜・体がほてってとにかく熱いという方】
 33〜36℃の深部体温よりやや低めのお湯に20分〜30分ほどゆっくり浸かります。外気温が高い日や体がほてっている時は、これくらいに温度でも冷たく感じません。時間をかけてゆっくりクールダウンして深部体温を下げることで眠りやすくなります。体温が下がりすぎないように気をつけて、温度や入浴時間は体調をみて調節して下さいね。(お子さんやご高齢の方はみぞおち位の湯量で、時間は10分くらいを目安にして下さい。)

どちらの入浴も就寝の30分〜1時間くらい前に済ませておくとより眠りやすくなります。
これからしばらく暑い日が続きますが、夏の2つの入浴法を使い分け、快適な睡眠で夏を乗り越えて下さいね!

ふたば便り6月号「夏鍋のススメ」

  • 2018.06.01 Friday
  • 18:31
 
5月は突然夏のような暑さになったかと思えば、急に暖房がいる程寒くなったり気温差が激しい月でした。
6月になると日ごとに気温が上昇し、これからの数ヶ月は夏バテと熱中症に注意が必要です☆

暑い夏に食べたい物といえばどんな料理でしょうか?【キッチンダイアリー食卓日記調査】によると1位は冷や奴。続いて2位そうめん・冷や麦 3位酢の物 4位野菜のぬか漬け 5位冷やしうどんでした。日本の夏は冷たくて喉越しの良い食べものが登場しますが、韓国では「以熱治熱(イヨルチヨル)」という言葉がありこれは「熱を以て(もって)、熱を治す」という意味です。暑い夏にこそ熱いものを食べて汗を沢山かいて、体内の熱を発散させる夏の養生法です。冷や奴、そうめんなどは食べやすいのですが、エアコンで外から体を冷やし、更に食べもので中からも冷やしていると胃腸の働きが弱り夏バテしやすくなってしまいます。以熱治熱は残念ながら日本ではあまり浸透していませんが、夏バテ予防の食養生に「夏鍋」は本当におすすめです!私は気温が上がりだす5月中旬くらいから週1〜2回のペースで鍋料理を食べています。食べ終わった時には汗だくになっていますが、体がすっきりと軽くなりますよ♪ 
夏鍋でおすすめは
\胡鍋:暑い日はどこにいってもエアコンがかかっていて、場所によっては寒いくらい効いていますよね。夏の冷えにはたっぷりの生姜を入れた生姜鍋で体を温めて下さいね。また、体内に湿気が溜まっている方も生姜鍋で汗を出すとすっきりしますよ。 
▲肇泪汎:夏野菜の代表の一つトマトは抗酸化物質であるリコピンが豊富で、紫外線のダメージやストレスなどで発生した活性酸素を中和する働きがあります。リコピンは体内に吸収されにくいのですが、加熱すると効率的に吸収されやすくなります。またビタミンCも豊富に含んでいますが、水溶性で流れ出てしまうので食べる時は汁まで全部飲んで下さいね。 
7椶凌綽罎・参鶏湯:暑い日は体内の熱を発散させるために大量の汗をかきます。汗をかきすぎると生命活動の源である「気」や、栄養や潤いを運ぶ「血」が失われていきます。気血を補う食材には鶏肉がおすすめです!鶏のエキスがしみ出した水炊きは夏の疲れた胃腸を整えてくれます。また参鶏湯に入っている高麗人参やなつめ、もち米も気血を補う食材です。日本で土用の丑の日にウナギを食べるように、韓国では夏のスタミナをつける料理として親しまれています。
暑い季節の鍋料理をぜひお試し下さいね♪

ふたば便り5月号「舌で診る体調」

  • 2018.05.01 Tuesday
  • 19:47
 ※舌で分かる血流不足 目指すはサラサラよりタップリ ヒット書籍『血流がすべて解決する』著者・堀江昭佳さんに聞く(前編)日経Gooday から参照
東洋医学では治療を行う前に、望診(ぼうしん)【舌の色や苔の状態・顔や皮膚の血色などを診る】聞診(ぶんしん)【声や呼吸の音・体臭・口臭など】問診(もんしん)【自覚症状・生活状態などを尋ねる】切診(せっしん)【脈やお腹の状態を診る】この四診から体の状態(冷えているのか・中に熱を持っているのか・気血は巡っているか、不足していないかなど)を診て治療内容を判断していきます。脈診や腹診を自分で行うのは難しいのですが、基本的な舌診は毎日行うことができ、自分の体調管理もできますよ!

舌診は舌の色・苔の厚さと色を診るのが基本になります。正常な舌の色は淡紅舌(たんこうぜつ)【淡い紅色・きれいなピンク色】、苔は薄白苔(はくはくたい)【舌の色が見えるくらいの薄く白い苔】です。臨床でも正常舌に出会う事はほとんどありませんが、小さなお子さんに時々みられます。
正常舌がわからなくても、毎日自分で舌の状態をみていると「今日は苔が濃いかな?」「舌がむくんでいるかな?」などの変化に気付くようになります。下記を参照にして頂き、ご家庭でも是非舌を見ることで体調管理をしてみて下さいね。臨床でよくみられる代表的な舌の特徴を書いていますが、もっと詳しく知りたいという方は診察時に声をかけて下さいね。
〈舌の色・状態〉
*舌が白い→体内の「血」が不足している
*舌が紅い→「血」と「水」が不足している。体内に熱を持っている。
*舌が紫色→「血」が停滞している。瘀血。
*舌の縁に歯形がついている→「水」が停滞している。「気」が不足している。

〈苔の厚さ・色〉
*苔がべっとり厚く白い→「水」が停滞し、冷えている。生もの、乳製品、甘い物などの食べ過ぎ。
*苔がべっとり厚く黄色い→体内に熱がこもっている。お酒、脂っこい物、濃い味の食べ過ぎ。
*苔がない→「水」が不足している、または巡りが悪い。
*舌に亀裂(裂紋)がある→「水」が不足し乾燥している。ご年輩の方によく見られます。

ふたば便り4月号「季節に逆らわない生活」

  • 2018.04.02 Monday
  • 16:41
 
3月に突然気温が上がり、一気に桜が開花しました。お花見に行かなくても桜を観ながら自転車通勤できるのが毎年の楽しみです

 春は「発生」の季節といわれ、すべての物が芽生え、天地間の万物はいきいきと栄える時期です。
寒い冬は万物が閉じ隠れる季節なので「人間もむやみに動かず閉じこもり既に得ているもので満足をする。」というのが冬の養生法です。この冬は例年より寒さが厳しく、このように過ごされていた方も多かったのではないでしょうか?でも、ぽかぽか陽気の春は「閉じこもって抑制的な過ごし方はせず、ゆっくり散歩をして体を動かして、気持ちを伸びやかにし、夜は少し遅く寝てもかまわないが早起きする。」というのが季節に逆らわない春の過ごし方です。4月は“新たなスタート”の時期で、入学や就職・転勤・移動などの変化がありますが、実は春からであれば順応しやすいそうです。慣れない環境はストレスにもなり、最初のうちは自律神経バランスが乱れますが、春の養生が出来ていれば心も体も順応していきます。この時期の養生を怠ると5月くらいに「朝起きられない」「会社・学校に行きたくない」「体がだるい」など五月病といわれる症状が起こることもあります。人間も自然の一部なのですが、季節を感じ体の声を聞きながら過ごす事が現代は難しいようです。季節に応じた生活、養生法を是非心掛けて、春をいきいきとお過ごし下さいね!

日常生活〉*外に出て体を動かす *早起きをする *足元をよく温める 
〈食生活〉*旬の食材を頂く *苦味のある食材で体内の毒素を排出する *春の五臓「肝」を労る食材を取り入れる(鶏肉・レバー・セロリなど)


鍼灸治療では、気血の巡りを良くし、自律神経バランスを整える治療を行います。東洋医学は予防医学です。症状が出る前でも是非ご相談下さいね。

ふたば便り3月号「顔の鍼灸」

  • 2018.03.01 Thursday
  • 07:14
 
先日、山菜の天ぷらを頂きました冬に溜め込んだ毒素を排出するために、春の食材は苦味のある物が多くなります。
フキノトウ、タラの芽、こごみ本当に美味しかったです!

当院では治療で顔の鍼灸を行うことがあります。顔の鍼と聞くと「美容鍼灸」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。美容鍼灸はリフトアップ・顔のくすみ・ニキビ・肌荒れなどの改善に大変効果があります。顔だけに鍼を打つのではなく、症状の根本的な改善が大切ですので手足や体にも刺鍼し自律神経を整えて血流を促します。顔には体に使う物よりかなり細い特別な鍼を使いますので「顔の鍼はいたそうだなぁ…」と思われている方はどうぞご安心下さいね。また、シミへのアプローチは「美容灸(温度の低い顔専用のお灸です)」を用います。「是非受けてみたい!」という方はいつでもご相談下さい。尚、治療費はオプションとなり+¥500からになります。

顔は自律神経の中枢にある脳幹部の三叉神経に支配されています。顔に鍼灸をすると、三叉神経から直接脳幹に伝わり自律神経を調節することが出来ます。美容だけではなく不眠やうつなど精神的な症状の治療にも顔のツボはよく使います。また、顔の神経を刺激すると脳に直接届くことで、認知症やパーキンソンなど脳神経系の治療にも効果が期待されています。

美容鍼灸が目的で来院されている患者さまですが「美容鍼を受けると気持ちがすっきりします」という女性の方。反対に、目的は美容ではなく治療をしていたのに「肌がきれいになってきたと言われました」と喜ばれる男性の方もおられます。(男性もお肌がきれいになると嬉しいようです
美容・自律神経・脳神経以外の症状にも沢山の効果が報告されている顔の鍼灸。私たちも日々の臨床の中で更に追求していき皆さまに提供したいと思います。

ふたば便り2月号「再生野菜でガーデニング」

  • 2018.02.01 Thursday
  • 07:18
 
この冬は全国的に厳しい寒さとなりました。暦の上では春に向かいつつありますが、厳しい寒さはもう少し続きそうです。油断されず、しっかり防寒対策を心掛けて下さいね!冬

最近、再生野菜(リボベジ)に興味津々です豆苗を買った時は、必ず再生して数回収穫をしていましたが他にも人参・大根・小松菜・ねぎ・キャベツなど色々な野菜が再生できるそうです。根っこやヘタなど食べずに捨ててしまいがちですが、その部分を使って再利用できる再生野菜はとても経済的です♫ また見た目にもきれいなので“キッチンガーデニング”として楽しめます。水と器があれば始められるお手軽なガーデニングは野菜の高騰が続くこの時期には有難いですよね。身近な野菜の栽培方法をご紹介してみましたので、是非皆様もお試し下さいね!

*ネギ*
・根本から2〜3僂里箸海蹐農擇蝓▲灰奪廚覆匹貌れて根本がしっかり浸かるまで水を入れます。
・日当たりの良い場所に置き、一日2回位水を替えます。
・一週間ほどで緑の部分が5儖未飽蕕舛泙后キッチンバサミでカットして薬味などに使えます。

*人参・大根の葉*
・ヘタ部分を1〜2僂稜さに切り、浅い器に入れヘタの上の部分に水が浸から程度に水を入れます。
・日当たりの良い場所で一日2回位水を替えます。水が蒸発しやすいのでこまめにチェックして下さい。
・一週間ほどで葉が成長します。若い葉は柔らかくサラダでも美味しく食べられますよ。

*リーフレタス・キャベツ*
・芯の部分を容器に入れ、芯が浸かる位の水を入れます。葉の茶色くなったものがあるとそこから腐りやすいので取り除いておきます。
・日当たりの良い場所で一日2回位水を替えます。
・二週間ほどで芯から葉が生えてきますので、収穫してお料理に使って下さい。

ふたば便り1月号「誤嚥・窒息にご注意!」

  • 2018.01.01 Monday
  • 12:00
 新年明けましておめでとうございます門松本年もどうぞご指導の程、宜しくお願い申し上げます。

年が明けると毎年のように新聞やテレビで「お餅を喉に詰まらせて窒息」というニュースを目にします。
物が飲み込みにくい嚥下障害は、ご高齢の方だけ起こるのではなく50歳前後から飲み込む力が少しずつ弱くなるため、中高年の方なら誰にでも起こる可能性があります。また、気管に食べものが入った時の吐き出す力も弱くなっているため窒息や誤嚥性肺炎など危険な状態になることがあります。
私も以前、よく噛まずに硬い物を飲み込み気道に詰まって大変な思いをしたことがあります…。当時は若かったので何とかなりましたが、とても苦しかった経験から今ではしつこく噛み砕いて飲み込むようにしています。お餅は特に粘りがあって、飲み込む力が弱い方には危険な食べものですが、ご高齢の方は好きな方が多いようです。他にもお肉や芋なども喉に詰まらせやすい食材ですが、好きな食べものが食べられないのでは食の楽しみがなくなってしまいます。
でも!自宅で日頃から下記のトレーニングをすることで嚥下障害の予防や改善が期待できます。
仝撞曚離肇譟璽縫鵐:腹式呼吸で呼吸機能を高めることで、気管に食べものが入った場合でも排出しやすくなります。まずゆっくりとお腹をへこませるまで息を吐き出します。そしてゆっくりお腹まで息を入れるように吸っていきます。食前にこの腹式呼吸を何度か繰り返してから落ち着いてゆっくりと食べて下さい。
発音のトレーニング:パ行・ラ行・タ行・カ行・マ行を繰り返し発音します。これらの音を発する時は食べものを飲み込む時と同じ器官を使うので鍛えることで誤嚥を防止できます。
8や首・舌のトレーニング:これら周辺の緊張をとり、飲み込む時の筋肉運動をスムーズにします。
 *首のトレーニング:肩の力を抜き、首を前後左右に動かし首筋をしっかり伸ばすようにします。
 *口のトレーニング:頬を膨らませる、へこませるを繰り返します。
 *舌のトレーニング:舌を思いっきり出したり引っ込めたりを繰り返します。(Health Life Style Blogより)
食べる時は小さく切ってよく噛むこと、パサつくものは片栗粉などでとろみをつける、そしてお味噌汁やお茶などの水分を食事と一緒に取るようにして下さいね。
トレーニングはどれも簡単に誰でも行うことが出来るので、是非今日からご家族皆様で始めて下さいね!いつまでも食を楽しむことが出来ますように

ふたば便り12月号「歩くこと」

  • 2017.12.05 Tuesday
  • 20:28
 いつの間にか紅葉の見頃も終わり、2017年もあとわずかとなりました。年末年始にかけて、寒さと忙しい日々、そして飲食の機会も増え体調を崩される方が多くなります。どうぞ無理をされず、身体の声に耳を傾けてあげて下さいね!

寒い季節は外に出るのが億劫になり、ついつい家で過ごす事が多くなりますよね…。冬は自律神経の交感神経が優位になります。心地良く小汗をかくような運動は、血流が良くなり副交感神経を刺激し、交感神経過緊張を予防することが出来ます。おすすめの運動は、”歩くこと”です。
”ウォーキング”と言われると、「そのための時間を作らないと」と少し身構えてしまいますが、日常の買い物のついでや出勤時間などの合間に出来るのが”歩くこと”です♫「今日は仕事が早く終わったから一駅歩こうかな」「天気が良いから遠回りして帰ろう!」と、とても気軽に始められます。歩く距離もあまりこだわらず、まずは気持ちよく歩ける距離から始めて下さいね。
参考のために、理想とされるのは4000歩(2〜3辧震鵤苅以)〜8000歩(4〜6辧震鵤牽以)といわれています。よく「健康のためには一日10000歩」と指導されることもありますが、近年は歩きすぎという意見もあるそうです。私たちは、腰や膝に痛みがなく楽しく歩けるのであれば10000歩でも問題はないと考えています。でも、「沢山歩くほど健康になれる!」と思って距離を競うように増やしていくのは逆効果になってしまいますのでお気を付け下さい。一度に沢山歩かずに、30分に一度はベンチなどに腰をかけて休憩されることが大切です。(長時間同じ姿勢【歩く】でいることは腰痛などの原因にもなります。)くれぐれも疲れている時、身体に痛みがある時は無理に歩こうとせずその日はお休みして下さいね。

ふたば便り11月号「兄(鍼灸師)と弟(医師)」

  • 2017.11.01 Wednesday
  • 09:00
 
今年は例年より早い時期から気温が下がり、10月から早々に暖房を点ける日がありました。この冬は寒さ厳しくなりそうな予感ですゆき 当院の院長の弟・谷口秀典先生は、尼崎でクリニックを開業され今月で5周年を迎えられます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、毎月第3木曜には当院で医療アドバイザーとして勤務されています。「病院にかかっているけれど、他の先生の意見も聞いてみたいなぁ病院」「健康診断の数値など問題ないかな?注射」「服用中の薬はこのまま続けていて大夫?薬」などの疑問にも丁寧に解りやすくお答えして下さいます。普段通りの鍼灸治療を受けている合間に秀典先生のアドバイスを受けることができ、病院では聞きにくい事なども相談出来るので皆様にはとても喜んで頂いています。尚、医療アドバイスはご予約制です。ご希望の方は受付までお申し付け下さいね。 当院は近くの内科医や漢方医、薬局などと連携を取らせて頂いています。医師の診察や漢方薬などをご希望される患者さまへご紹介したり、又鍼灸治療を必要とされている方をご紹介下さったりと良い医療関係を築けていることを有難く思います。当院の谷口先生と秀典先生は、東洋医学のこと西洋医学のことを常日頃から話し合い情報や意見を交わしています。兄弟という絆もあり、お互いの医療を認め合い尊敬しあっているように感じています。自分の行っている医療だけが全てだと思い、他の医療を認めない先生に時々出会うことがありますが、私たちは術者が東洋・西洋両医学の良い部分を認め合い足りない部分を理解し、患者様に合った治療法を提供できる医療を目指しています。東洋医学を理解されている秀典先生が患者様の医療アドバイザーをして下さる事はとても心強いです!今は月に一回だけのアドバイザーですが、医療への心配事や疑問などございましたら、いつでもご相談下さいね笑顔 今月の医療アドバイスは11月16日(木)になります。

ふたば便り10月号「秋と白い食べ物」

  • 2017.10.03 Tuesday
  • 17:47
ようやく夏が終わり、爽やかな過ごしやすい季節がやってきました!秋はお弁当を持ってお出掛けしたくなりますね〜 東洋医学的に秋は五行の「五臓」では「肺」の季節になります。肺は呼吸だけではなく、外邪が体内に入らないように防御したり、水や気を体中に巡らせるなどの働きをしています。これからの季節は徐々に気温が下がり空気も乾燥しますが、実は肺は乾燥に弱いという特徴があります。身体が元気な状態だと乾燥のダメージを受けにくいのですが、夏の疲れや季節の変わり目で自律神経バランスが乱れると肺の働きが低下してしまいます。それにより、風邪や咳、痰、鼻水、皮膚の乾燥、便秘、寒さで気の巡りが悪くなると気分が落ち込むなどの症状が現れます。肺が元気でいられるようにするには、白い食べ物がおすすめです。「なぜ白いもの?」と思われますよね。それは五行の「五色」で肺は「白」に属しているので、白い食べ物を摂取することで肺を労ることが出来るのです。 乾燥した肺に潤いを与える食材は、蓮根・山芋・百合根・白ごま・イカなど。皮膚の乾燥には、白キクラゲも効果的です。また、水や気を巡らせるには身体を温める作用のある食材がおすすめです。大根やネギ、生姜などを取り入れて中からしっかり温めて下さいね。 秋から冬にかけて気温が下がる季節は自律神経の交感神経が優位になりやすく、体調を崩される方が多くなります。「まだまだ寒くないから大丈夫!」と思われずに、症状が出る前に養生されて下さいね☆

ふたば便り9月号「食中毒と免疫」

  • 2017.09.01 Friday
  • 16:35
 
暦の上では秋ですが、まだまだ厳しい残暑が続いています。爽やかな秋の風が吹く日が待ち遠しくなりますね♪ 以前ニュースで報道されていましたが、スーパーで販売されているポテトサラダからO-157に感染し1人が意識不明の重体になっていました。O-157は病原性大腸菌で、感染経路はもともと原料に付着していたもの、きちんと手洗いをしていなかった従業員などから感染するものがあります。ところが最近言われているのが、スマートフォンから感染が広がるというものです驚き四六時中スマートフォンを触っている人は、トイレの中にも持ち込んでゲームをしたりLINEをしたりするそうです。トイレから出た後に自分の手は洗いますが、スマートフォンを拭いたり消毒する人は少ないと思います。ところが、トイレに持ち込んだスマートフォンを調べてみると、大量の大腸菌が検出されたそうですがーんそうとは知らず、スマートフォンを触ったあとの手を十分に洗わず調理をしたことで感染が広がる危険があります。食中毒の感染を防ぐには調理をする前の手洗い消毒・調理器具の消毒・十分な加熱が大切です。そして最も大切なのは免疫力を高めることです!同じ物を食べたのに、食中毒にかかる人、全く平気か軽症の人がいます。食中毒のピークは7月〜9月ですが、気温が高くなり菌が繁殖しやすいのと、夏の疲れで免疫力が下がっていることが原因と考えられます。夏場に冷たい物を摂りすぎて胃腸の機能が低下している方、暑さで睡眠不足が続いている、ストレスが多いなどで免疫力が低下している方は要注意ですよ。「何だか疲れているし、免疫力が落ちているかなぁ」と感じる方は是非ご相談下さいね。鍼灸治療と家庭で出来る治療法で食中毒に負けないよう身体を整えていきましょう!もちろん、食材の保存方法や調理前の手洗い、調理器具の消毒もしっかり行って予防もお忘れなく☆

ふたば便り8月号「暑気払いは冷たいもの?」

  • 2017.08.01 Tuesday
  • 17:32

8月に入り、まだまだ厳しい暑さが続いています夏引き続き、熱中症には十分お気をつけ下さいね。 当院では夏の恒例行事として「暑気払い」を行います。暑さで体内に溜まった熱を払い元気に夏を過ごせるように行うのが暑気払いですが、ビアガーデンでキリッと冷えたビールを呑みビール冷たいかき氷などを食べてかき氷暑さを払うというのが現代の過ごし方かと思います。しかし、江戸時代の暑気払いは今とはずいぶん違う養生法だったようで、びわの葉と桃の葉を煎じた「びわ葉」という薬湯を飲んだり温かい甘酒で暑気払いをしていたそうです。また、「本直し」という焼酎を本みりんで割ったものも好まれていたそうです。暑い夏にこそ温かい飲み物で汗をかき、体内の熱を払っていたのですね!そして本みりんは発酵食品であり、アミノ酸も豊富なので疲労回復にも効果的だったと思います。 現代はどこに行ってもエアコンがかかっています。そして、冷蔵庫や冷凍庫でキンキンに冷えたものを口にします。そのせいもあり、夏は身体が冷えている方が本当に多いのです!また、冷たい物の摂りすぎは胃腸の働きを低下させてしまい、夏バテや熱中症を引き起こす原因にもなります。普段、冷たい物をよく摂られている方は、今年は江戸時代をお手本に温かいもので暑気払いはいかがですか?因みに、当院の今年の暑気払いは「鶏の水炊き」でした!温かい鶏のスープは五臓六腑にしみわたり、疲れた身体を癒やしてくれました♪「本直し」も是非試してみたいです!

ふたば便り7月号「梅雨と湿邪と鍼灸治療」

  • 2017.07.01 Saturday
  • 08:22
 
祇園祭のお囃子(おはやし)が聞こえ始めると、今年も夏がきたーと感じます。そして、そろそろこのような症状が出始めていませんか…?身体が重だるい・胃の不調・頭がぼんやりと重い・関節痛・湿疹・むくみ等。これらはこの時期に起こりやすい「湿(しつ)邪(じゃ)」の症状です。 自然界には「風・寒・暑・湿・燥・火(熱)」という6種類の気が存在します。通常はこれらの気が悪影響を及ぼすことはありませんが、気候の変化や精神的な刺激などから「邪気」へと変わり様々な症状を引き起こします。気温が高くジメジメした日本の夏は湿邪の影響を受けやすくなりますが、>胃腸が弱っている方は特に注意が必要です!気温が高くなるとキリッと冷えた飲み物が美味しくなりますよね♫冷たいそうめんやトマトやきゅうり、フルーツも喉ごしが良く暑い日でも食べやすいですよね♪お風呂に浸かると汗をかくから夏はシャワーでさっぱりと済ませたくなりますよね☆ でも!実はこのような生活は胃腸を弱らせて、体内に水を停滞させ湿邪を引き寄せる事になるのです!「そういえば湿邪の症状かも…」と思い当たりましたら、治療の時やご予約時に是非ご相談下さいね。当院でさせて頂く「湿邪対策」は胃腸を整え水の巡りを良くする「鍼灸治療」。そして「温熱免疫療法」という体温を上昇させ、免疫を高める治療は大量の汗をかくので身体に溜まった湿を排出する効果があります。これから続く長い夏を元気に乗り切れるように、当院ではこのような治療法でサポートさせて頂きます!治療と合わせて家庭で出来る湿邪対策も是非取り入れて下さいね。 *家庭で出来る湿邪対策* ^瀋欧鯱る(食欲がない時は無理に食べず、胃腸を休息させてあげる事も大切です)  ⇔笋燭ぐ食物や生ものを摂りすぎない(水分補給は常温か温かい物をゆっくり飲んで下さい)  お風呂に浸かりしっかり温める(夏はエアコンなどで身体が冷えています)  し擇け親阿覆匹粘世鬚く(体内に溜まった湿は汗か尿からでしか排出することができません。利尿作用のある食材〈緑豆・玉ねぎ・冬瓜・きゅうり・トマト・なす等〉を適度に摂取するのも効果的ですが、食べ過ぎにはご注意下さいね)

ふたば便り6月号「第33回日本自律神経病研究会」

  • 2017.06.01 Thursday
  • 08:44
 
5月21日(日)に「第33回日本自律神経病研究会」が東京で開催されました。 昨年12月6日に治療院に一本の電話が入り、安保徹先生の突然の訃報を知らされました。11月に開催された第32回の研究会ではいつものようにお元気で、症例発表をした谷口先生に”愛の渇”を入れたり、懇親会では沢山お酒を呑まれ、とても楽しそうだったお姿が印象的でした。 今回は、安保先生が亡くなられてから初めての研究会です。いつも一番前に座られ、皆に厳しく温かい意見を言って下さる安保先生がおられないのが不思議な感じで、いつもの口調でお話が始まりそうな気がしました。今回の研究会は安保先生を偲んで黙祷から始まりました。そして、安保先生と親交のあった方々からは思い出のエピソードが語られました。安保先生と高校からの同級生という先生のお話は私たちの知らない時代の安保先生なのですが、なぜか今の安保先生の姿と照らし合わせても違和感が全くありませんでした。成績優秀だった安保先生は高校生の頃から有名人だったそうです。お話を聞く限りかなりの”変わり者”だったようで、免疫学者・安保徹先生はこの頃からすでに出来上がっていたのかもしれませんね!エピソードを語るアンカーは谷口先生です。仙台で一緒にお酒を呑んだ時のお話など、楽しく面白いお話で会場も盛り上がっていました。安保先生のイメージはお酒を沢山呑み、リラックスされると靴下を脱いで、お刺身も煮物もなんでも手づかみで食べて大笑いされている姿です。そんな安保先生を見ることはもう出来なくなってしまいましたが、安保先生が残して下さった自律神経と免疫の理論などをしっかり受け継いで、更に発展していける会になることを願っています。そして、私たちも安保徹先生の教えを患者様の治療にしっかり繋げていける医療を目指して参ります。安保先生、本当に有難うございました。

ふたば便り5月号「五月病と鍼灸治療」

  • 2017.05.01 Monday
  • 00:03
 皆様のお力添えを頂き、当院は5月17日で11周年を迎えます。12年目もより良い医療を目指して邁進して参ります。どうぞご指導の程、宜しくお願い申し上げます。 この時期になるとニュースや雑誌などで「五月病」というキーワードをよく目にします。五月病とは日本においては、新年度の4月には入学や就職、異動、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気があるものの、その環境に適応できないでいると人によってはうつ病に似た症状がしばしば5月のゴールデンウィーク明け頃から起こることが多いためこの名称があります。医学的な診断名としては、「適応障害」あるいは「うつ病」と診断されます。(ウィキペディアより) 不安感・無気力・不眠・めまい・動悸・胃痛などさまざまな症状が現れる「五月病」ですが、この季節だけみられる症状ということではなく、新生活がスタートするこの時期が特に多くなることから五月病と言われています。主な原因は自律神経の乱れによるものです。新しい職場や新しい生活のスタートは、わくわく楽しみでもありますが慣れるまではとても緊張しますよね。夢中で頑張っている時は気がつかなくても、自律神経の交感神経も過度に緊張している状態です。そんな生活から1ヶ月ほど経つと、待ちに待ったゴールデンウィークがやってきます♪「ようやくゆっくり休める〜、遊びに行ける〜」とホッとした途端に緊張の糸が切れ、それまで過度に働いていた交感神経から一気に副交感神経に傾きます。急激な自律神経の変化に身体がついていかず、そしてそれまでの疲れがドッ押し寄せてきて「やる気が起きない」「眠れない」などの症状が起こります。東洋医学では、このような状態を「陰(血)・陽(気)のバランスの乱れ」と考えます。身体を巡るエネルギーである「気」は「肝」が正常に働いているとスムーズに流れます。肝は精神作用とも関係しており、ストレスなどが続くと働きが低下してしまいます。無気力やイライラ、不眠などの症状が起こる気の停滞を「肝鬱気滞(かんうつきたい)」といい、気の停滞から血液や水分の流れも滞り体内の陰陽バランスが乱れていきます。 五月病の鍼灸治療は、気血がスムーズに流れるように自律神経のバランスを整える優しい刺激の治療を行います。「ちょっと元気がでないなぁ」「身体が思うように動かない」など身体からのサインを感じたら、是非ご相談下さいね!ご家庭では、お風呂にゆっくり浸かり身体を温めたり、小汗をかく程度の運動もおすすめですよ。 そして、あまり頑張りすぎず「無理せず楽せず」の精神を忘れないように!

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